Canvaは接続できる外部サービスが豊富に用意されていますが、今回注目するのはGoogleスプレッドシートとの連携です。プレゼンや報告書などビジネスシーンに欠かせないグラフのビジュアライズもCanvaが強力にサポートしてくれます!
今回はサンプルを2種作成しました。操作方法については動画で詳しく紹介しています。
※サンプルは全てテンプレートとしてご利用いただけます。Googleスプレッドシートの接続はご自分のデータを用意して試してみてください!
Canvaのグラフ作成方法と連携のメリット
Canvaのグラフ作成方法は以下の3通りです。
- 直接データを入力
- スプレッドシート(Excelでも可)からデータを貼り付け
- Googleスプレッドシートと連携
簡単なグラフなら1でも良いですね。
2は使用する範囲のセルをコピーペーストするだけなので操作は簡単ですが、引用元のデータが更新された場合、Canva側でもその都度更新しなければならず、二度手間になってしまいます。
その点3は、連携先のスプレッドシートを更新するとCanva側も自動的にデータが更新されます。
業績や売り上げ推移などのデータをエクセルやスプレッドシートで管理している方が多いと思いますが、こうしたデータをCanvaと連携させれば、資料作成にかける時間の短縮・効率的化が期待できますね!
Googleアカウントの接続方法
Googleアカウントをお持ちの方ならどなたでもCanvaと連携できます。
手順-1
引用元となるGoogleスプレッドシートを用意しておきます。
エクセルで作成したデータの場合は、ファイルをGoogleドライブ内にアップロードして開き、Googleスプレッドシートとして保存します。
手順-2
Canvaの『グラフ』メニューの中から目的のグラフを選び、『Googleスプレッドシートと接続』をクリックします。
※ 連携ボタンの下にある『スプレッドシートからデータを貼り付けます』というフィールドにデータを直接コピーペーストすることもできます。スプレッドシートやエクセルファイルから、使用するセルの範囲をコピーしてCanvaの該当欄にペーストすると反映されます。詳細は動画をご覧ください!
手順-3
CanvaとGoogleを初めて連携する場合、Googleアカウントを選択するウィンドウが出てくるので、まず使用するアカウントを選びます。
Canva側からのアクセス要求の内容を確認し、問題無ければチェックを入れて『Continue』をクリックします。
※ 自分の検証時には2つの項目両方にチェックを入れないとスプレッドシートが読み込めないエラーが発生しました。
※CanvaとGoogleアカウントの連携は、Googleアカウントの設定画面からいつでも解除することが出来ます。詳細はページ下部に掲載しています。
手順-4
左側に連携するスプレッドシートが表示されるので、該当するものを選びます。
手順-5
グラフに使用するセルの範囲を入力して『更新』をクリックすると、データがグラフに反映されます。
後は通常のCanvaデザインの要領で、サイズや色、フォントなど変更することができます。テーマに合ったオリジナルのグラフを作ってプレゼン資料をブラッシュアップしましょう!
サンプルを2パターン作成しました
折れ線グラフと積み上げ横棒グラフの2パターンをサンプルとして作成しました。
テンプレート化しているので、使用素材やアニメーションの設定など気になる方は参考にしてみてください!
サンプル-1)『折れ線グラフ』
⚫︎テーマ『特定サービスにおける携帯・スマホの利用割合』
こちらは博報堂生活総研の『生活定点1992-2020』からデータをお借りしました。
https://seikatsusoken.jp/teiten/answer/1214.html
テーマが直感的に伝わるよう、写真やイラストを使用。Canvaはアニメーションの種類も豊富なので、動きのある表現が簡単にできます。
サンプル-2)『積み上げ横棒グラフ』
⚫︎テーマ『好きなスポーツ』
小中学校の課題を想定しています。先生の資料作りや生徒の課題発表にもCanvaが活用できますね!
背景に使用しているポップなパターンは元の素材を色調整しています。テーマに応じて配色にも一手間かけると完成度が上がりますよ!