Canvaの小ワザ・活用術|配色のポイント・春のカラーパレット

Canvaには配色をサジェストしてくれる便利な機能があります。 考える時間やアイデアが無い時にはとてもありがたいですよね。 でもカラーコーディネートには自分で決める楽しさもあります。表現したいテーマごとに色の組み合わせを自分で考え、それを簡単にカタチに出来るのもCanvaの良いところ。 ということで今回は『春』をテーマにしたオリジナルのカラーパレットを作ってみました!
※サンプルは全てテンプレートとして使用できるので、それぞれリンク先をご利用ください!

Canvaの配色サジェスト機能

配色についてノープラン、または時間が無い時にはCanvaの提案にお任せするのも有りですね。

スタイル → カラー  

要素を選択 → 写真の色

『春』イメージのカラーパレット作成しました

春と言えば桜の印象が強いので、ピンクを取り入れた3色のカラーパレットです。
各色のHEX値を記載しています。
色の配分はサンプルイメージ※も参考にしてみてくださいね。
※特に明確な用途の想定していないので、あくまで3色の配分をイメージで表現したサンプルです!

ポイント-1 色の配分

用途にもよりますが、迷った時は『ベース・アソート・アクセント』のカラーセオリーを目安にして、ざっくりこんな感じのバランスが参考になると思います。

メインの色 > メインの次に使う色 > アクセント(少なめ)に使う色

ポイント-2 文字の視認性

抽象的なイメージを表現するアートなら気にする必要は無いのですが、何らかの情報を伝える目的がある場合は、文字(や記号など)がしっかり読める状態でないと意味が無いですよね。配色における視認性や可読性への配慮という点では『コントラスト』が重要です。
主に明度(色の明るさの度合い)のコントラストに注意してみてください。

視認性を高めるに、
明度の差が大きい色の組み合わせにする

文字と背景色の明度の差が大きいほどコントラストが強く、視認性が高い

文字と背景色の明度が同じくらいだとコントラストが弱く、視認性が低い

コントラストが十分か確認したい時、彩度を落としてモノトーンにすると分かりやすくなりますよ。

まずデザインする時の前提として、『読めなくてもいい文字』と『絶対に読んで欲しい文字』を分けて、ここはしっかり読んでもらいたい!という箇所には背景と文字の色のコントラストをしっかり付けるようにましょう。

ポイント3 ピンクにもイエベ・ブルベがある

昨今『イエベ・ブルベ』という言葉が浸透していますよね。簡単に言えば肌色が黄み寄りか青み寄りか、という診断結果から自分にあったメイクやファッションの色をコーディネートするものですが、この『黄み寄り or 青み寄り』はデザインで色を決める時のポイントにもなります。
今回作成したカラーパレットでは『春→桜→ピンク』という連想からピンクを使用していますが、それぞれニュアンスの異なるピンクです。
世の中にはたくさんの『ピンク』がありますが、例えばJIS規格で『ピンク』という慣用色名で定義されているのは以下の色(近似値)です。

ピンク:#f5b1aa

これを元に、黄み寄りのピンクや、青み寄りのピンクを作ることができます。

色相を黄色方向に寄せていくと、肌色に近いピンクになります。
反対に青色方向に寄せていくと、藤色に近いピンクになります。
また、明るさや彩度を変えることでも様々なピンクのバリエーションを作ることができます。

Canvaでは、色相は円(色相環)ではなく横方向にスライドすることで調整できます。
自分の表現したい色を作るのはデザインの楽しみの1つなので、時間に余裕のある時は自分の表現したい色のニュアンスを追求してみてはいかがでしょうか。

⚫︎サンプル-1

※テンプレート内に全バリエーションが含まれています。

使用カラー
  • #FFB5D6
  • #FF8BB8
  • #99DFD1
⚫︎サンプル-2

※テンプレート内に全バリエーションが含まれています。

使用カラー
  • #FFB5D6
  • #FF8BB8
  • #99DFD1
⚫︎サンプル-3

※テンプレート内に全バリエーションが含まれています。

使用カラー
  • #FFB5D6
  • #FF8BB8
  • #99DFD1
⚫︎サンプル-4

※テンプレート内に全バリエーションが含まれています。

使用カラー
  • #FFB5D6
  • #FF8BB8
  • #99DFD1
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